手 筒 花 火
 手筒花火製作風景

手筒花火は、すべて手作りです。

しかも、自分が上げる手筒は必ず自分で作ります。

これは、手筒花火の鉄則です。見た目ほど危険なわけではありませんが事故が皆無でもありません。

特に、黒色火薬の詰め方が難しくて、しっかり詰めていないと、火をつけたとき、一瞬で全体に火が まわり異常燃焼する事があります。

この時うまく上下に吹き抜ければよいのですが、まれに筒が裂ける ことがあります。

これは非常に危険で、怪我や火傷を負うことがあります。

 

引佐町の手筒花火

もちろんそうならないように非常に気を使って、手筒花火を詰めるわけですが、万一の場合の責任は自分が 負うということなのです。

今年も9月21日井伊谷宮で奉納される手筒花火を男たち(女性でやる人もいます!)が作りました。

その様子を写真で紹介します。

手筒花火の材料の孟宗竹 孟宗竹を削る

筒は孟宗竹を使います。

節がしっかりしている為で、ほかの竹は使えません。

手筒花火に使えるような孟宗竹はできる場所が限られていて、手に入れるのが段々難しくなってきました。

適当な長さに切り、角や節の外側の部分をきれいに削ります。

紙を巻く
針金とゴザを巻く

竹のまわりに丈夫な紙をしっかり巻いてゆきます。

この紙で筒の強度がほとんど決まりますから、この作業は非常に 重要です。

紙を10枚巻き終わると。針金でしっかり締めます。

その上にござを巻き、同じように針金で締めます。

いよいよ、その上に荒縄を巻いてゆきます。

木槌で縄を絞める

木槌でたたきながらしっかり締めて巻いていきます。

しっかり巻くためには、相当、力がいります。

この時、取っ手になる縄も織り込んで絞めます。

手筒花火の容器の完成

出来上がりです。手に持っているのが中型の筒です。

まだ、火薬は入っていません。

火薬は当日、詰めます。